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天皇陛下は11日、東京都文京区の東京大学医学部付属病院で、心機能の精密検査を受けられた。同日夜会見した宮内庁の金沢一郎皇室医務主管らによると、心臓の筋肉に栄養を送る冠動脈全体に「ある程度の動脈硬化」が認められるものの、激しい運動を控えれば、これまで通りの日常生活を送られることに支障はないという。陛下は当面、動脈硬化の治療のため薬物を服用される。
宮内庁によると、陛下は1月22日の健康診断で、激しい運動を行って心臓に負担をかけると、動脈血の流れが減少して心臓に必要な酸素や栄養が行き渡らない心虚血状態になられることが判明していた。今回の検査では、陛下の心虚血状態を引き起こす原因とみられる、血管の狭窄部分も見つかったという。
検査はカテーテル(細い管)を使い、心臓の筋肉に栄養を送る冠動脈と呼ばれる血管の状態を調べた。午前中に始まり、無事終了したという。病院には皇后さまも同行し、医師の説明を聞かれた。
陛下は経過観察のため病院に1泊し、12日に退院される。
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社民党は14日から、11年度予算案の修正を巡って民主党と実務者協議を始める。民主党は予算関連法案の衆院再可決をにらみ、社民党の協力に期待をかけるが、社民党は(1)米軍普天間飛行場の移設関連経費削除(2)法人税の実効税率5%引き下げの撤回(3)成年扶養控除縮小の見直し−−を求めて一歩も引かない構えだ。背景には、「親民主」派と「反民主」派を抱え、結束を最優先せざるを得ない社民党の事情がある。【野原大輔】
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◇普天間移設経費
普天間移設経費の問題は、福島瑞穂党首や衆院沖縄2区選出の照屋寛徳国対委員長、元沖縄県読谷村長の山内徳信参院議員らが重視している。
民主党内で経費を一時凍結する案も浮上する中、福島氏は10日のCS放送の番組で「削除されなければ(予算案に)反対する方向で一致している」と明言した。普天間問題は社民党が連立政権を離脱する契機になっただけに、福島氏らのこだわりは強い。
◇法人税引き下げ
法人税率引き下げについては、「企業がため込んでいる利益に税をかけるなどいろいろな知恵がある」(重野安正幹事長)と、企業の内部留保への課税と引き換えに認めるべきだとの意見がある。だが、政府・与党が受け入れる可能性は低いうえ、福島氏は「社民党が賛成したから法人税が下がって、消費税が上がったとは思われたくない」と周辺に漏らしている。
◇成年扶養控除
阿部知子政審会長は、成年扶養控除の縮小を「庶民増税」と批判し、「撤回しなければ予算案に賛成できない」と譲らない。ただ縮小を見直すと、子ども手当の財源が不足してしまうため、ここでも民主党との溝は深い。
民主党と協調姿勢の重野氏や又市征治副党首らは、協議を通じて3要求に関する妥協点を探りたい考えだ。とはいえ、民主党が社民党に、より具体的な修正案を提示するよう促しているのに対し、社民党は議員ごとに優先順位が異なる3要求をいずれも取り下げることはできず、進んで歩み寄るのは難しい状況だ。
修正協議が不調に終わった場合、社民党は予算案に反対する方針だ。予算関連法案は個別に賛否を検討するものの、法人税減税や成年扶養控除にかかわる税制改正法案には反対せざるを得ない。一方、赤字国債の発行を認める特例公債法案については「国民生活に関係する面があり、自民党政権に戻った方がいいとは思わない」(福島氏)と賛成の余地も残している。
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水産庁は11日、南極海で調査捕鯨を行っている日本の調査船団が、日本時間の同日午後7時40分ごろ、国際的な反捕鯨団体「シー・シェパード」(SS)からレーザー光線を使った妨害を受けたと発表した。船の損傷はなく、乗組員にけがはない。
同庁によると妨害を受けたのは母船「日新丸」(8044トン、乗員約140人)。SSの「ゴジラ号」(全長約33メートル、幅約14メートル)から緑色のレーザー光線の照射を受けた。日新丸側は放水や英語での警告放送をしたが、その後も、ゴジラ号と別のSSの船が周辺を航行しているという。
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